天喰（あまぐい）

使用者は呂布奉先。武の高みを求め続けた呂布が愚直に幾星霜の日々戟を振り続けた末に習得した技。ただ、生前はすでに呂布の敵となり得る者は存在していなかったので、誰にも使えない孤独な技であった。

方天戟の石突きの部分を中指と薬指で挟み込み、大きく後方に振りかぶる構えから全力で振るう一撃。呂布の人間離れした握力と腕力によって戟に凄まじい遠心力が発生し、その威力は大気をも両断する。また、あまりの威力に普通の方天戟では一撃で消し炭となって壊れていく。が、トールの覚醒雷槌（ゲイルロズトールハンマー）の威力には敵わなかった。

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