使用者はスサノヲノミコト。千年以上ただ愚直に剣を振り続けたことで会得した剣を愛し、剣に愛されないとできない芸当。
相手に向けて左手を向け、右手で剣を掲げるように持つ異形の構えから放たれる凄まじい速度と強度で太刀を振り抜いていく技。あまりの威力に大気を切り裂き、剣先に真空の刃を発生させ、まるで太刀が伸びたように本来の間合いを超えていく。京の街一帯を斬り飛ばす間合いの読み合いを無視した超範囲攻撃である。ただ、距離が離れれば離れるほど威力は減衰していく。真空の刃ゆえ目に見えないが、空気の動きや土埃の切れ目や空気の密度の変化が生じさせるわずかな光の屈折等を見切れれば認識はできる。また、発動には溜めが必要なので、溜める時間を潰されると使うことはできない。左手で照準を定めるので、左手が必中の要となる。
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