概要
体から溢れ出すオーラ(生命エネルギー)を自在に操る能力のこと。生命エネルギーは誰もが微量ながら放出しており、そのほとんどは垂れ流しの状態となっている。ゆえに誰もが本当は内に秘めている力で、努力次第で誰でも習得が可能。現在、念能力を一部でも使いこなせる者は極僅かで、会得している者は「天才」「支配者」「超能力者」「仙人」「超人」として扱われている。オーラを出し続けると疲労し、出し尽くすと全身疲労で立つことすら困難となる。
オーラは人間の内部から発するエネルギーゆえ、人間同士の使用が最も効果的で、邪念を持って無防備の人間を攻撃すれば肉体は粉々に壊されてしまう。自らのオーラで相手のオーラを防ぐのが、念の使い手から身を守る唯一の手段となる。
物質にオーラを送り込むことも可能で、念を纏わせるとその物質が本来持つ働きや動きをより強力にすることができる。例えば、紙にオーラを纏わせることで壁にも突き刺さ刃並みの切れ味にすることもできる。物質にオーラを送り込む場合は、その物に対して強い思い入れがあったり、波長の合う物ほど高いパフォーマンスを発揮してくれる。物質の大きさによって必要なオーラ量も比例し、小さいものであれば少しのオーラで、大きなものを動かすには多くのオーラを必要とする。
覚醒方法
念能力の覚醒には精孔をこじ開ける必要があり、これには二つの手段が存在している。
一つは瞑想や禅などで自分のオーラを感じ取り、体中をオーラが包んでいることを実感した上で少しずつ開いていくのを待つ方法。ただ、この方法での念能力の覚醒は時間を要し、天性の才能を持つズシですら3ヶ月かかった。
もう一つは念による攻撃を喰らうといった直接オーラを浴びる方法。こちらは即座に念能力が覚醒するが大変危険なやり方となっている。念能力による攻撃を非能力者に浴びせるのはまず無事では済まないことであり、それゆえこのやり方は外法扱いされている。ウィングといった熟練者がゴンたちに行った加減をしての発でもなければ、五体満足での覚醒とはならないだろう。
四大行
纏
オーラを肉体に留める技術。肉体は頑強になり、常人より遥かに若さを保てるようになる。あくまでも防御が主体で、攻撃力が上がるわけではない。防御力が上がりはするが、相手が自身よりも強い念使いからの攻撃は纏を突き破られ致命傷を負うことになる。纏状態は「温い粘液の中にいる」「重さのない服を着てるみたい」といった感覚らしい。
絶
オーラを断つ技術。気配を消したり、疲労を癒やす効果がある。
練
通常以上のオーラを生み出す技術。
発
一覧
竜巻独楽
ギドの念能力。義足を軸に自らがコマのように高速回転し、近づいてきた相手を吹っ飛ばす攻防一体の必殺奥義。

分身(ダブル)
カストロの念能力。自身の分身を具現化して操る能力。

舞闘独楽
ギドの念能力。独楽に念を込めて回転力と打撃力を高めた上で操る能力。
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